古代文明とか超常現象などのオカルト語ろうぜ!!!
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/4790183.html

https://livedoor.blogimg.jp/nwknews/imgs/0/0/008f30a6.png


16:コピペ軍:2005/11/17(木) 06:13:32 ID:ATms1IvV0
黒い髪のジェニー
パート103重複スレより。コピペのコピペ


27 :本当にあった怖い名無し :2005/11/15(火) 00:01:55 ID:5nsBlsNn0
251 名前:もしもし、わたし名無しよ 投稿日:2005/09/19(月) 15:16:54
話題ぶった切り&長い話でスマソ

昔、父親に愛人が居た。
数年後、母(父の妻)にバレして別れる事になったのだが、
それが原因でその愛人さんがちょっと精神的に不安定になり、
私や私の姉達の通学路に立っておかしな言動するようになった。

姉達は彼女を最初から徹底して無視していたのだが、
私はなんだかかわいそうだったので当り障りない受け答えしていたら
「○○ちゃんだけはいい子なのね」と私にジェニー人形をくれる様になり、
オモチャも服も全てお下がりONLYだった末っ子の私には古いリカちゃんではない、
真新しいジェニーがとても嬉しく、内緒で受け取って親に隠していた。
でも、愛人さんは頭おかしいものだから、こちらの都合も考えずに
尋常じゃない数(一度にジェニーハウス・ヘアサロン・ジェニー7体等)
を通学路で押し付けてくる様になり、さすがに怖くなって彼女を避ける様になった。



17:コピペ軍:2005/11/17(木) 06:15:00 ID:ATms1IvV0
28 :本当にあった怖い名無し :2005/11/15(火) 00:02:15 ID:5nsBlsNn0

252 名前:もしもし、わたし名無しよ 投稿日:2005/09/19(月) 15:17:36
彼女の姿を見かけなくなったので通学路を元に戻したある日の朝、
以前の焦った様な雰囲気では無く、至って冷静で表情の薄い彼女に遭遇。
つばの大きな帽子を被り、ボストンバッグ2つと、オモチャの箱を抱えていた。
遠くに行かなくちゃならなくなったので、お別れに受け取ってと、
当時は見た事がなかった黒髪のロングヘアーのジェニーをくれた。

早速学校に行き、その珍しい黒髪のジェニーを皆に自慢して有頂天になっていたら、
男子の一人が奪って、箱からむしり出し、首を引っこ抜いてしまった。
女子数人がジェニーを男子から取り返してくれたそのジェニーの顎下からは、
黒い人の髪がぼうぼうはみ出てた。
気の強い女子の一人が毛束をつまんだら、最初に固く丸めた毛の塊がポコンと出て、
次にゾロゾロゾロと とても長い毛が出て来て、
頭皮から毛束が連動してゾロゾロゾロゾロと抜けた。
血の付いた毛根がついた、切り髪ではなく、抜いた毛だった。
囲んでそれを見つめていた一同、恐ろしくてめちゃくちゃに叫んだ。
気持ち悪くて怖くて、私も皆もいたずらした男子も泣き出してしまい、
次の授業がつぶれるほどの大騒ぎになった。
その日の学級会で「○○さんが通学路で“知らない女の人”から貰った人形に
人の毛が詰まっていて怖かった件について」話し合い、
「知らない人から物を貰わない・変質者には気を付ける」で話がついた。
先生にも母にも父にも「その変質者=父の元愛人」とは言えなかった。

未だにジェニー、特に黒い髪のジェニーはまともに見ることも出来ない。



18:本当にあった怖い名無し:2005/11/17(木) 06:17:55 ID:d+K89TGA0
あるリサイクルショップでバイトをしている友人に聞いたんだが、深夜にレジに立っていたら
恐らくアラブ系らしいオッサンが来てプレステを100台売ってくれと言われたらしい、
友人は100台もありませんと言ったらじゃあ店にあるだけ売ってくれと言う、
友人は少し妙だなと思いつつも結局全部売ったそうだ

日本の電化製品は爆弾とかの部品に使われるとか聞いた事があるけど・・・まさかね・・・



19:本当にあった怖い名無し:2005/11/17(木) 12:34:57 ID:SAre+bhM0
サンタさんなんだよ



21:本当にあった怖い名無し:2005/11/17(木) 14:34:21 ID:rAoU3zTq0
顔を覆う人
人ごみにまぎれて妙なものが見えることに気付いたのは去年の暮れからだ。

顔を両手で覆っている人間である。ちょうど赤ん坊をあやすときの格好だ。
駅の雑踏の様に絶えず人が動いている中で、立ち止まって顔を隠す彼らは妙に周りからういている。

人ごみの中でちらりと見かけるだけでそっちに顔を向けるといなくなる。
最初は何か宗教関連かと思って、同じ駅を利用する後輩に話を聞いてみたが
彼は一度もそんなものを見たことはないという。その時はなんて観察眼のない奴だと内心軽蔑した。
しかし、電車の中や登下校する学生達、さらには会社の中にまで顔を覆った奴がまぎれているのを見かけて
さすがに怖くなってきた。

後輩だけでなく何人かの知り合いにもそれとなく話を持ち出してみたが
誰もそんな奴を見たことがないという。だんだん自分の見ていないところで皆が顔を覆っているような気がしだした。
外回りに出てまた彼らを見かけた時、見えないと言い張る後輩を思いっきり殴り飛ばした。



22:本当にあった怖い名無し:2005/11/17(木) 14:34:52 ID:rAoU3zTq0
俺の起こした問題は内々で処分され、俺は会社を辞めて実家に帰ることにした。
俺の故郷は今にも山に飲まれそうな寒村である。
両親が死んでから面倒で手をつけていなかった生家に移り住み、しばらく休養することにした。
幸い独身で蓄えもそこそこある。毎日本を読んだりネットを繋いだりと自堕落に過ごした。
手で顔を覆った奴らは一度も見なかった。
 
きっと自分でも知らないうちにずいぶんとストレスがたまっていたのだろう。そう思うことにした。
ある日、何気なく押入れを探っていると懐かしい玩具が出てきた。
当時の俺をテレビに釘付けにしていたヒーローである。
今でも名前がすらすら出てくることに微笑しながらひっくり返すと俺のものではない名前が書いてあった。

誰だったか。そうだ、確か俺と同じ学校に通っていた同級生だ。
同級生といっても机を並べたのはほんの半年ほど。彼は夏休みに行方不明になった。
何人もの大人が山をさらったが彼は見つからず、仲のよかった俺がこの人形をもらったのだった。



23:本当にあった怖い名無し:2005/11/17(木) 14:35:46 ID:rAoU3zTq0
ただの懐かしい人形。だけど妙に気にかかる。気にかかるのは人形ではなく記憶だ。
のどに刺さった骨のように折に触れて何かが記憶を刺激する。
その何かが判ったのは生活用品を買いだしに行った帰りだった。
親友がいなくなったあの時、俺は何かを大人に隠していた。
親友がいなくなった悲しみではなく、山に対する恐怖でもなく、俺は大人たちに隠し事がばれないかと不安を感じていたのだ。

何を隠していたのか。決まっている。俺は親友がどこにいったか知っていたのだ。
夕食を済ませてからもぼんやりと記憶を探っていた。
確かあの日は彼と肝試しをするはずだった。夜にこっそり家を抜け出て少し離れた神社前で落ち合う約束だった。
その神社はとうに人も神もいなくなった崩れかけの廃墟で、危ないから近寄るなと大人達に言われていた場所だ。

あの日、俺は夜に家を抜け出しはしたのだが昼とまったく違う夜の町が怖くなって
結局家に戻って寝てしまったのだ。
次の日、彼がいなくなったと大騒ぎになった時俺は大人に怒られるのがいやで黙っていた。
そして今まで忘れていた。



25:本当にあった怖い名無し:2005/11/17(木) 14:36:58 ID:rAoU3zTq0
俺は神社に行くことにした。親友を見つけるためではなく、たんに夕食後から寝るまでが退屈だったからだ。
神社は記憶よりも遠かった。大人の足でもずいぶんかかる。
石段を登ってから神社がまだ原形をとどめていることに驚いた。
とうに取り壊されて更地になっていると思っていた。
ほんの少し期待していたのだが神社の周辺には子供が迷い込みそうな井戸や穴などはないようだ。

神社の中もきっとあのときの大人たちが調べただろう。
家に帰ろうと歩き出してなんとなく後ろを振り返った。
境内の真ん中で顔を両手で覆った少女が立っていた。
瞬きした。少女の横に顔を覆った老人が立っていた。
瞬きした。少女と老人の前に顔を覆った女性が立っていた。
瞬きした。女性の横に古めかしい学生服を着込んだ少年が顔を覆って立っていた。
瞬きした。皆消えた。
前を向くと小学生ぐらいの子供が鳥居の下で顔を覆って立っていた。
俺をここから逃がすまいとするように。
あの夜の約束を果たそうとするように。



49:洒落怖の重複に貼られてた奴のコピペ:2005/11/17(木) 18:34:33 ID:b8d1h0TU0
井戸の一つ目
46 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2005/11/17(木) 14:20:54 ID:9gh0u7OPO

実家の町外れに今も神社がある。子供の頃、その神社で遊んでた時に起きた。
かくれんぼとかしていたのだが、俺は飽きて鎮守の森のなかをぶらついていた。森のなかに台のようなものが目に入り近づいてみた。とても古そうな井戸だった。

結構厚めの木の蓋をどかして中を覗く、井戸はまだ枯れてはなく、飲んだわけではないが、水も飲めそうだった。
ふと水面の変化にきずいた。その水鏡に私が映ってる。もう一人映ってる。
一緒に遊んでた奴かな?と思い顔をあげたが誰もいない。

もいちど水鏡をみる。やはり俺以外もう一人井戸を覗いてる。よく水面をみるとそいつは子供じゃなく大人で、目が一つ。
その事にきずいたら一目散に家に帰った。
今でもなんだが、時々、所々にある隙間から井戸の一つ目が俺をみてる時がある。
駄文長文スマヌ



55:本当にあった怖い名無し:2005/11/17(木) 20:53:51 ID:8zumTKzV0
血の滴る蔵
間違えて重複スレに書き込んでたのかよ・・・orzクソッ!クソッ!

まぁ、いいか。今夜も重複の方に書いた友人の話をさせて貰うよ。

彼の実家には蔵があるらしいんだよ。まぁ、今じゃ物置状態で全く出入りしないらしいけどね。
ある日彼の母が何かの用事で蔵に入っていったそうだ。
そこで桐の箪笥?だかを開けて中の物を整理していた時らしい。
次の段を開けるとそこには血がついた着物が入っていたんだそうだ。血は上の段から滴っているらしく、発見した当時も少しづつ滴っていたらしい。

ネズミ捕りを仕掛けていたからそれにネズミが掛かって死んでるのかなと思い、確認しようとその上の段を開けた。
そこには何故か生首が入っていたと云う。それも今首を落とされたばかりと思えるほど血色の良い生首が。
彼の母は呆気にとられて生首を手に確認した後ビックリして母屋に戻ったそうだ。
そして彼(友人ね)に「蔵の中に生首あったw」と言い、二人で見に行ったらしい。
友人が見に行った時にはもうなかったそうだが下の段の着物には血らしき茶色染みがあったそうな。

彼の母は家系的に昔からこの手の現象に慣れているらしい。
これ以外にも色々あったらしいが聞けずに終わっちまった。とにかく豪傑マザーだそうな



63:本当にあった怖い名無し:2005/11/17(木) 23:14:23 ID:BfBhYSnBO
池の中
四年前の学生時代のマジ話。

当時車にハマっていて、
毎晩峠を走って遊んでいた。
その日の夜も三人で峠に行ってたんだけど、
山道で友達の一人が脇道を見つけた。

友1「…こんなとこに道あったけ?」

この峠はよく来るので、知らない道はない。
初めは工事か何かで重機が入った跡だろ…という話になったんだけど、
冒険心もあって、その脇道を進んでいくことになった。
林に囲まれた獣道を、揺られながら1、2k。
道が悪く、いよいよ車では進めなくなってきた所で、
池があり行き止まりになった。
俺達は車を降りて、池に近づいていった…。



64:本当にあった怖い名無し:2005/11/17(木) 23:15:13 ID:BfBhYSnBO
続き…。
池はあまり大きくない楕円形で、
深さは2mくらい。
周囲から中央に向かって板を並べた平らな橋がある。
水は結構透き通っていて、水草が沢山生えているのがわかった。
ライトに照らされた池は、
なんとも綺麗だったのを覚えている。
橋の上で20分ほどだべった後、そろそろ行くか?
ーみたいな話をしてた時。

ーボチャァンン!

友1が足を滑らせて池に落ちたのだ。
初め驚いたけど、
水面から顔を出す友1を見ると笑ってしまって…。

みんなで笑った。
いい思い出だ。
そう思っていた。

ところがひとしきり笑って、いざ友1をよく見ると、
何故か苦しそうにもがいていた。
それは明らかに溺れてる様子で、
俺達が「どうした!?」と聞くと、

友1「足に何か絡んでる!
  なんかに引っ張られてるみたい!」

ーと、いうのだ。



65:本当にあった怖い名無し:2005/11/17(木) 23:16:28 ID:BfBhYSnBO
続き…。
友1の急なSOSに、
最初俺達も冗談だろと薄笑いしてたんだけど、
どうもマジみたいだった。
取りあえず引っ張ったが、なかなか引き上げれない。
俺は何が絡んでるんだろ(水草か?)と、
不思議に思って池の中を見てー

ー俺は引きつった。

池の中に誰かいた。
そいつはどこを見るともなく水中を漂っていた。
死体だった。
俺は泣きそうになって友2を見た。
友2も同じものを目撃したのだろう、真っ青な顔してた。
逃げ出したい気持ちを抑えて、
全力で友1を引っ張り上げると、
友1の両足に絡むように青白い腕が…。



68:本当にあった怖い名無し:2005/11/17(木) 23:21:05 ID:BfBhYSnBO
続き…。
友1を橋へ上げると俺と友2は逃げ出した。
友1がその場でゲホゲホしながら、「なしたのよー?」
と言ってくるので、
「お前もいいから来い!走れや!」と、
怒鳴って車に乗り込んだ。
そして狭い道を無理矢理ターンして、
一目散に入り口の国道まで逃げたのだー。
続き…。
その後、俺は無言で車を走らせ、
友2はつぶやくように「何なのよ…」と連呼していた。
友1はただならぬ雰囲気に、口をつぐんでいるようだった。



72:本当にあった怖い名無し:2005/11/17(木) 23:23:33 ID:BfBhYSnBO
続き…。
峠を抜け、街の明かりが見えてくる。
落ち着いたところで友1が恐る恐る口を開いた。

友1「どうしたんだ?お前ら…?」

俺は友2と顔を見合わせてから、
ゆっくりとこう言った。

「…お前の足に女がしがみついてた…
 多分死んでたと思う。
 ただお前の足を、もの凄い力でずっと掴んでた…」

ー完


ケータイからで見苦しかったかもしれません。
お詫びします。
少しだけ会話の内容なんかを面白くさせています。
読んでくれた方、
ありがとうございました。



73:本当にあった怖い名無し:2005/11/17(木) 23:24:41 ID:davANeJh0
ケーサツには通報したのか?
水死体だど!



76:本当にあった怖い名無し:2005/11/17(木) 23:30:33 ID:BfBhYSnBO
>>73
その死体は、
ダチを全部引き上げたときに、
ズルッと落ちていきましたね。
ケーサツは一切なにも…
俺達のなかでなかったことにしました。



128:本当にあった怖い名無し:2005/11/18(金) 16:39:25 ID:9iEXAU0pO
ライターで驚かす死神
見たことある人は知ってるだろうけど少し前にUSOって番組あったよな?

俺はあれを観てた。あの時中坊だったからあんな番組でも楽しんで観てた。
で、いつだったか、どういうテーマだったかはよく覚えてないんだけど、Mランド(伏せ字みたいな感じで)という遊園地のお化け屋敷のような場所を取り上げてた

今も営業してるから何処とは言えないけど、その遊園地がある県の隣の県に住んでいること、少し前に行っていたこともあって見たら何処のことかすぐ分かった
そしてそのお化け屋敷にも入っていた。
その番組はそこに何かがいるという結論にして終わった

そのお化け屋敷には死神のようなコスチュームの人がジッポ?で驚かすポイントがあった
俺の従兄がそこでバイトしてたから後日話をする機会があって「ライターで驚かす死神中々いいね」と俺は彼に言った。
すると「そんなのいねぇよ」と言われた
怖がらせようとしてるだけだと思い「本当はいるだろ?」と聞いた
しかし、彼はそんなの居ないの一点張り
逆に従兄が気味悪いとか言い出してしばらくしてそこのバイトを辞めた
洒落にならないって程じゃないかも知れないけど恐かった



134:30 ◆RPG8JNHiII :2005/11/18(金) 18:08:43 ID:xaJumMcC0
>>128
あそこアホだよなw
堂々と「USO」ってポスター貼ってるもんww

ちなみに偶然にも俺は放送された日の朝にそこに行った^^;
(もちろん番組内容は知らなかっただけに驚いた)

でも、たしかに、ライターお化けは居なかったよ?



146:本当にあった怖い名無し:2005/11/18(金) 23:39:13 ID:9iEXAU0pO
>>134やっぱ本来は居ないのか…
まぁあそこの丘の上何か気味悪かったしなぁ。烏が沢山いたり異様にデカイゴキブリや小さいゴキブリ、ムカデと大抵の人は嫌う虫も沢山いた
管理が適当なのか、集めてたのか、それともお化け屋敷と名の付く場所はそんな虫が過ごしやすいのか
烏がいるのは演出だと思うけど、それにしても害虫多いし気味悪い場所だった



132:本当にあった怖い名無し:2005/11/18(金) 17:38:18 ID:+4A7vteZ0
昔某スーパーのチラシのモデルになった男の子。交通事故で亡くなったらしい。
チラシを配布した朝。店に電話が殺到したらしい。血を流している男の子が
物凄い形相で睨みつけているという内容だった。で店側は慌てて回収したらしい。



133:本当にあった怖い名無し:2005/11/18(金) 17:41:00 ID:+4A7vteZ0
>>132の出典はまちBBS、大口菱刈スレです。



172:本当にあった怖い名無し:2005/11/19(土) 19:36:58 ID:a8omRleGO

椎間板ヘルニアで入院してるんだけど、一週間前の話。


俺が入院してる病院は、就寝時間が21時なんだよ。でもそんな時間から寝れるわけもなく、その日も布団の中で携帯いじったり、考え事したりして眠くなるの待ってた。
22時30分頃に看護婦さんが見回りに来た、次の見回りまでに帰ってくればいいかと思い、タバコを持って喫煙室に行くことにした。

ちょっと前まで喫煙室は、各階に一ヶ所ずつあったらしいが喫煙者の減少と共に、撤去されて1階の正面玄関の横に1つだけあるだけだった。
俺は、腰の痛みと足のしびれを我慢してエレベーターで1階に降りて喫煙室を目指した。



173:本当にあった怖い名無し:2005/11/19(土) 19:44:48 ID:a8omRleGO
薄暗い病院の廊下を、ペタッペタッとスリッパを鳴らしながら歩き喫煙室についた。
イスに座ってタバコに火をつけ、「フゥーッ」と溜め息まじりに煙を吐いた。
何気無しに入り口の方をみると、怒った顔で看護婦さんが立ってた。その怒った顔をみて「ヤベッ」と思い( いなくなった俺を探しに来たと思った )時計に目を向けてから、「もうこんな時間でしたか、すいません」と言いながら視線を戻したら、もういなくなってた。
エッ!?と思い、入り口から顔を出してキョロキョロと辺りをみたけど誰もいなかった。



174:本当にあった怖い名無し:2005/11/19(土) 19:47:35 ID:a8omRleGO
「まさか幽霊」
なんか寒気がしたので病室に帰る事にした、足早にエレベーターの前まで来てボタンを押した。
さっきの事もあったのでちょっとビビってた俺は、なかなか降りてこないエレベーターにイライラしながら横をみると医師や看護師、業者等が使うエレベーターが目に入った。
俺はそのエレベーターに乗って、俺の病室がある4階のボタンを押した。エレベーターが動きだし、いつもより早く扉が開いた。
もう着いたの?そう思いながら降りようとして前をみると、真っ暗闇、地下1階だった。



175:本当にあった怖い名無し:2005/11/19(土) 19:50:08 ID:a8omRleGO
4階を押したのになぜ地下1階なんだ?嫌な感じがして開いたままの扉を閉じようと、閉のボタンを押そうとした時、闇の中からさっきの看護婦さんが走ってきた。ターミネーター2のT-1000のような走り方で「アハハハハハハッ」と笑いながら。
俺はビビりまくってボタンを何回も連続で押した、扉が閉まるまであと少し、あと10cmというところで、隙間からボロボロの腕がニューッと出てきた。



176:本当にあった怖い名無し:2005/11/19(土) 19:52:24 ID:a8omRleGO
エレベーターの扉になんか物とかが挟まってしまうと、扉はまた開いてしまうので、もう駄目だッと覚悟をきめていたら、そのボロボロの腕を無視するように扉がしまった。扉はしまってるけど腕はそこにある。扉から腕が生えているみたいでした。
エレベーターが上がりはじめていくにしたがって、だんだん腕は下がっていって笑い声と共に床に消えていきました。
俺は下がっていく腕を、目で追っていき視線をしたに向けていたんですが、自分の足元に小さい水溜まりがあるのに気付きました。おしっこ漏らしていましたorz



177:本当にあった怖い名無し:2005/11/19(土) 19:57:04 ID:a8omRleGO
4階について看護婦さんに「おしっこ漏らしてしまいました、すいません!!」と言ったときの看護婦さんの苦笑いが忘れられません。
俺は椎間板ヘルニアになってから排泄障害(飛び出した軟骨が膀胱の神経にも影響を与えていたらしく、尿もれ、残尿感等)があった事を看護婦さんも知っていたのでなにも言わず掃除してくれました。



178:本当にあった怖い名無し:2005/11/19(土) 19:58:39 ID:a8omRleGO
本当の事を言っても、おしっこ漏らした言い訳にしか聞こえないと思い、その事は黙っていました。
それ以来、就寝時間が過ぎてからの喫煙はしないし、エレベーターも一般用しか使ってません。
初めてみた幽霊も洒落にならなかったけどおしっこ漏らしたのも洒落になりませんでした。

長文すいませんでした。



185:本当にあった怖い名無し:2005/11/20(日) 00:37:36 ID:r6Zxvm1U0
母の爪
僕が幼稚園児だった頃のおぼろげな記憶 

うちの母の爪が無くなっている
指先が真っ赤に染まり床のは数滴の血が
母は泣きながら指先から滴る血をフキンで拭いている
そのフキンもまた母の指から滲んだ血で赤く染まっていく

こんな記憶何処から来たのか分からなかった
恐らくその頃 夢で見た光景
幼児の頃に有りがちな得体の知れない驚愕夢が
恐怖とともにが未だ頭に焼き付いているのだろう

そんな風に思っていた

最近 父から母は一時期育児ノイローゼに罹っていた事を聞いた
僕が幼児期であった頃らしい

もしかするとその光景は実際に見たものだったのかも知れない
母親が爪の剥がれた指から血を流し 怯え切った顔で自分を見つめる光景



189:本当にあった怖い名無し:2005/11/20(日) 08:32:35 ID:vQPM1pDW0
神隠し
もう10年以上前なんですけどね、俺が中学校の頃。

その頃しょっちゅう同じ夢を見てまして。左右田んぼの田舎なすっげー長い道を
ひとりで歩いてるんですよ。すると、向こうから和服の女の人が小さな男の子の手
をひいて歩いてくる。んで、その人とすれ違って少し歩くと目が覚める。
まあ不気味っつーよりも意味不明な夢で、当然女の人にも男の子にも見覚えな
んかないんですけどね。

んで、その夢の話を友達にしたのね。こんな夢見るんだ-と。そしたら、そいつが
「俺も同じ夢を見る」ってーの。意味不明度急上昇っすよ。なんで? なんで同じ夢?
そいつとは中学に入ってからの知り合いだし、魂の兄弟とでもいうわけ?
まあそんで、そいつが「次に同じ夢を見たら俺、女の人に話しかけてみる」っていうのね。
 

面白そうだから俺も「やってみやってみ」なんて気楽に言ってたんだけどさ。
そしたらその夜、丁度その夢をみたのよ。あー、あいつ女の人に声かけるんだなー、
なんて思いながら、俺、いつもどおり女の人とすれ違ったのね。
そしたらいつも無言で通り過ぎるのに、そのときに限って、女の人が「やっと見つけた」って呟いたの。

その瞬間に、背中がぞわっとしたね。「あ、やばい、なんか知らんけどやっちまった!」って思った。
んで目が覚めて、もー友達のことが心配で、でもそいつの家の電話番号も知らんし、すげードキドキ
しながら学校いったら、まあ、よくある話で……失踪しちゃってました。
聞いた話、なんか夜中にばたばた家を出て行ったらしい。

もちろん家出ってことでうやむやになったんだけど、それから5年して、ひょこりそいつが家に帰って
きたんですよ。なんか、女の人と男の子と田舎の一軒家で面白おかしく遊んで暮らしてたらしいです。
んで、ふと気がついたら、家の近くの公園にいたって。

まあ神隠しってやつなんでしょうが。とりあえずそいつは今も元気で、きちんと働いてます。空白の5年間は謎のままですが。
ちなみに、俺はそいつが疾走してからあの夢は見なくなりました。女の人と男の子が誰なのかも分か
らずじまいです。なんかもやもや~って感じですまん。



190:本当にあった怖い名無し:2005/11/20(日) 10:42:41 ID:6GViuNmI0
乙。
地味だけど、ネタじゃないなら相当怖いぞ。
その親子?が霊だとしたら、満足して成仏できたおかげでその友人は帰ってこれたのかも知れないし、
真実はもっと恐ろしい事かも知れん。



236:本当にあった怖い名無し:2005/11/20(日) 22:16:17 ID:3D1DMT580
大掃除
今住んでる所は古い木造の1DKアパートだけど、

周りは静かな住宅地でコンビニ、駅も結構近くて
家賃もそれなりなので気に入っていた。
で、そろそろ引っ越してきて1年経つし、連休が取れたので
大掃除しようと思った。

まずは天井の埃を落として、電球を取り替えて・・・
そのとき、ポトリと何かが落ちた。
照明のかさ?の上になにかあったらしい。
畳の上には小さく小さく折りたたまれた紙切れが数十枚ちかく散らばっている。

広げて見ると全部「凶」のおみくじだった。



239:本当にあった怖い名無し:2005/11/20(日) 23:47:42 ID:YENPQBTy0
最後の瞬間
こんにちわ、初めて書き込みますので見づらい点はご容赦を。

兄(新聞記者)から聞いた話で恐縮ですが・・・。

兄の友人でカメラマンをしている人が、
休日カメラを持って海岸を歩いていました。
天気は良いのですが風の強い午後だったそうです。

しばらく歩いていると離れた崖の上に白いワンピースを着た
髪の長い女性が崖の上から海を眺めていたそうです。
「いい絵になるかな・・・」そう思った彼はファインダー越しに
彼女を覗き込みシャッターチャンスを狙いました。(結構昔らしいんで肖像権等は今ほどうるさくなかったみたいです)

ふと・・・彼女は崖に向かい歩き出しました。
「まさか?」
不穏な空気を感じた彼はファインダーから目をはずし
肉眼で確かめました。
確かに崖に向かい歩いてます。



240:本当にあった怖い名無し:2005/11/20(日) 23:48:25 ID:YENPQBTy0
239の続き
「まてー、やめろ!」
叫び、走り出しましたが砂に足を取られうまく走れない上
風が強く声も届きません。
そうしているうちに彼女は崖の淵にたどり着き手を合わせます。

「間に合わない」そう感じた彼はとっさにカメラを構えます。
カシャカシャカシャカシャ・・・・・・。


彼のとった行動は「最後の瞬間を記録に残すこと」でした。


全て終えた彼は消防に電話をし、一通りの手続きを終えました。

その後彼は現像した写真を見て驚愕したそうです。

連続でとった写真、波に消える瞬間の写真に信じられないものが写っていたそうです。

最後の写真の女性は、こちらを向いて(カメラ目線で)笑っていたそうです。



353:本当にあった怖い名無し:2005/11/22(火) 12:36:13 ID:ARNlIMbg0
最後のメール
一人で部屋の片付けしてたら、

昔のパソ通時代に使ってたモデムが出てきた。
今のPCにつないでダイアルUPしたらつながった。
1440の低速度で文字列がタタタタって出てくる。
まだパソ通生きてたんだ。昔のIDとPSWDでログインできちゃった。
見たらメールがすんげーたまってる。
そういやメル友になりかけてアボーンした基地外女がいたっけ。

1996年の夏、俺がパソ通を使わなくなってから今日まで、
毎日俺あてにメール出してた。
「返事がない」
「無視?」
「会わない?」
「死ね」
「昨日手首切った」
「返事ちょうだい」
  :
  :
昨日づけの最後のメールまでみんなこんな調子。
と思ったら今またメールがきた。
「やっと読んでくれたのね」
俺の背後で人の気配がした。



374:本当にあった怖い名無し:2005/11/22(火) 16:13:39 ID:ST7nOgqB0
>>353
GJ!!
背筋がゾクッとした。



484:本当にあった怖い名無し:2005/11/23(水) 22:39:04 ID:Vy0CZVT1O
人影
友達から聞いた話です。

広島か岡山のよく霊がでると噂の神社に友達とつれの三人でいったら
入り口の赤い門のところに影みたいな人影が見えたらしい。すると友達のつれの一人が
「あそこに人がおるうひゃひゃひゃ」って狂いながら人影のほうに向かおうとしてたから
二人でそいつを引っ張って連れて帰ったとさ。



575:本当にあった怖い名無し:2005/11/24(木) 14:41:37 ID:CQUI4U5G0
髪の毛
今までの人生で一番身近で起こった怖いこと。


大学の時、サークルにT先輩とM美先輩というカップルがいた。
M美先輩は小柄で結構可愛い顔をしてた。
でも顔を隠すように髪を伸ばして服装も地味で
いかにも情緒不安定ってかんじの言動を取る人だった。メンヘル気味で通院してたらしい。

T先輩は常にM美先輩を気遣ってていい人だった。
俺はそのサークルにはそのうちあまり顔を出さなくなったんだけど、
T先輩もM美先輩もいつのまにかやめちゃったらしい。
それもどうやら大学自体やめてしまったみたいだと聞いた。

ここからは完全な聞き書きなんだけど、M美先輩はどんどん不安定になって行って、
T先輩もさすがに面倒見きれないと周囲にこぼすようになったようだ。
その後冬のある夜にT先輩のアパートで喧嘩になって、あまりにもウザいから叩き出した、
もう別れる、と言っていたそう。
その後M美先輩の姿を見た人はいない。
T先輩は徐々に様子がおかしくなっていった。
口の中に髪の毛が入っている、気持ち悪い、と言ってやたらに唾を吐きまくった。
飯が食えない、髪の毛が絡んで噛めない、と言って見る間に痩せた。



576:本当にあった怖い名無し:2005/11/24(木) 14:42:53 ID:CQUI4U5G0
>>575の続き。

友達を家に上げなくなった。一度終電逃して無理に押しかけた人がいたが、
T先輩はずっとそわそわして話しかけても上の空だったらしい。
前に訪ねた時にあった、テレビ、パソコン、姿見が無くなっていた。洗面所の鏡が
ガムテープをべたべた貼って見られないようにしてあった。
そしてしばらくしてT先輩はアパートを引き払ってどこかに行ってしまった。
実家に帰ったんじゃないかとも言われてたが、定かじゃない。

メンヘル移されたんだろうか気の毒に、と思ってたんだけど。
その後別の先輩に聞いた話。
彼がT先輩と話しながらジュースを飲んでいた時、T先輩が不愉快そうに、
口から長い髪を2、3本引っ張り出して捨てたという。ふたりとも短髪なのに
なんだそれ、気持ち悪いなーと思ったらしい。
ジュースに入ってたの? と聞いたら、すごい勢いで睨まれたって。

全部聞き書きで不確かだけど、実際によく知ってた人がふたりいなくなったので
大学時代の俺にはとてつもなくリアルで恐ろしかった話。



631:本当にあった怖い名無し:2005/11/25(金) 03:24:52 ID:h7tRWVGhO
ビデオカメラ
http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/occult/1127206511/よりコピペ。


109:95 :2005/11/02(水) 03:14:49 ID:hEIlJQVFO [sage]
じゃぁ話します。携帯からで悪いんだが、友達は二年程前に彼女を事故で亡くしたんだって
でまぁ当時友達が住んでたマンションオートロック式の良いマンションだった 仕事はバーテンダーをしてたから毎日帰ってくるのが真夜中になってたんだと でまぁある日まぁ当時の仲間やらに奇妙な出来事を話したらしいよ
その内容が毎晩彼女と自分の撮った写真を飾ってある小さな背もたれ付きの額の位置が変わってるらしい。あんまり真剣な物で、その話を仲間にしたら部屋をビデオカメラで撮影しようと言う事に成ったらしい。



632:本当にあった怖い名無し:2005/11/25(金) 03:26:46 ID:h7tRWVGhO
121:本当にあった怖い名無し :2005/11/04(金) 02:39:29 ID:sgkpRCjU0 [sage]
で、まぁその日の内にビデオカメラを回したんだって。
でまぁやっぱりビデオカメラと言えども録画されてるんだから、やっぱり恥ずかしいよね
だから恥ずかしさを紛らわす為に、ビデオカメラの前で自己PRとかを勢いでやったらしい。

で次の日の朝からバイトで夕方迄家に居なかったらしいですよ
バイトから帰って来て友達から電話があった為、疲れるが仕方なく友達の家に3~4人程で集まったらしい
でまぁビデオカメラも当然持って来て居て、それを拝見しようと言う事に成り
晩の7時頃から徹夜が始まったらしい。
当然何もないので途中でコンビに行って来るわとか言い出す者も出掛けた頃、友人がトキの声を上げたらしい
丁度自己PRの最中だった、趣味はバイクと女漁りです。の所
女の声で、二度と浮気なんてさせない・・・。

確かに声が入っている、ウワー怖えーと皆で騒いでる時に当人の様子がオカシイ
どうした?と訪ねると、声○○○○の声だよ。だってw
ついでに寝てる最中、良く目を凝らして見ると背もたれ付きの額が少しずつ動いてるんだって。勝ってに
そろそろ洒落にならなく成って来たんで、止めますが
本当に注意した方が良いよ、ビデオカメラは。w知らない方が良い事はあるよ



681:本当にあった怖い名無し:2005/11/25(金) 16:08:44 ID:n9pHRJ+60
チコ
チコ。俺が6才のときに家にきたメス犬。

まだふわふわで毛むくじゃらの、ちっちゃいやつ。
子供のころ、ずっと一緒だった。
良くおまえをからかって遊んだけれど、
おまえは俺をかるく噛むだけで、本気で怒ったりなどしなかった。
人間の1年は犬の6~7年で、
避妊手術してたおまえに子供はできなかった。

俺が中学にあがるころ、おまえは俺のおふくろと同い年くらい。
ワルぶって喧嘩にあけくれ、
いいトシして犬なんかと遊んでいられるかと、
見向きもしない俺におまえはちょっと寂しそうだった。
俺が高校を卒業するころは、おまえはもうおばあちゃんで、
名前を呼んでも尻尾を少しふって、悲しそうに俺を見つめてた。

チコ。おまえが死んだとき、
男が涙ボロボロなんてみっともなくて、
俺は洗面所で顔をばしゃばしゃ洗い、
動かなくなったおまえを庭のすみに埋めた。
それから何年かたって、俺にも女房と娘ができ、
家にささやかな笑いがあって、
それから女房だけが出て行った。

チコ。夜中に目をさますと、
俺のとなりで娘が小さな寝息をたてているが、
そのむこうに、うずくまって娘をみつめるおまえがいる。
女房は戻ってこないけれど、
俺と娘とおまえ、同じ布団のなかで、
いっしょに川の字になって寝ている。



783:本当にあった怖い名無し:2005/11/26(土) 22:20:05 ID:4592MrXs0
行方不明のN
3年前、ひとりで青森へ出張に行ったときのことだ。

出張先は青森市郊外のさびれた一角にある小さな家電販売店で、
夜、打合せが終わったあと、店のオヤジと、近所のうらぶれた
居酒屋で飲んで別れた。

かなり寒い夜で、俺は震えながら市内のビジネスホテルにむかって、
さびれた街路を歩いていた。
上を自動車道路が走っているうす暗い高架下を歩いていたとき、
むこうから俺と同じような、くすんだコートを着た瘠せた男が、
酔っているらしく、よろけるように歩いてくるのが見えた。

男は、うす暗いなか、俺の顔をじっと見ているようだ。
俺もその顔に見おぼえがある気がして、
「N、か?」と、名を呼んでみた。
Nは中学時代クラスにいた、ワルの使いっ走りのような奴だった。
万引きで警察に補導されたり、教室での窃盗がバレて
担任に張り飛ばされたりしていた。
彼はうなずき、
「○○?」と俺の名を言った。



784:本当にあった怖い名無し:2005/11/26(土) 22:20:57 ID:4592MrXs0
何年かまえに地元の知人から、Nは中学を卒業してすぐ家出を
くりかえし、現在は行方不明であると聞いていた。
「いま何してるんだ?」
俺はきいたが、Nはそれには答えず、
「気分がわるい」とつぶやき、いきなりうずくまって吐いた。
俺はあわててNの背をさすり、どうしたものかと戸惑っていた。
Nは立ちあがると、たまたま通りかかったタクシーを停めて乗り込み、
「近いうちに□□に戻るので、そのときに連絡する」と言って、
そのまま走り去ってしまった。

その半年ほどたって、地元の中学時代の知人と再会したときに、
Nの話が出た。
知人は、Nが札幌でキャバクラのボーイをしていて、
2年前に心臓麻痺で死んだ、と言った
俺は、半年前にNと会ったことを話し、その話自体が間違いであるか、
死んだのは最近なのではないか、と告げた。
知人は、2年前の当時に、直接Nの親族から死亡の話を聞いたと言う。
何とも言いいがたい気分で、俺は知人と別れた。



785:本当にあった怖い名無し:2005/11/26(土) 22:21:31 ID:4592MrXs0
それから2週間ほどした夜中に、俺は電話で起こされた。
俺はひとり暮らしで、受話器はベッドから手を伸ばせばとどく位置にある。
闇のなか手さぐりで受話器をとると、混線しているのか、
ひどい雑音のむこうから、途切れ途切れにNの声が聞こえてきた。

いま、□□に着いた、と言っているらしい。
俺は「よく聞こえない。車できたのか?」と聞くと、
やはりひどい雑音のむこうから、途切れ途切れの声で、
いま、□□に着いた、と繰り返した。
「よく聞こえない。□□のどこに着いたんだ?」と再度聞くと、
Nの声はそこで途絶えた。
いく度か「もしもし」と呼んだが、あとはただ雑音が続くだけだった。

不安な気分で受話器を手さぐりで戻し、闇のなかで寝返りをうった。
見上げると、ベッドの脇にNが立ち、青ざめた顔で俺を見下ろしていた。
俺は声を出そうとしたが、舌がひきつって動かなかった。
足元から全身に、何かがのしかかるような重みがかかり、
身動きができなくなっていた。
激しい恐怖感におそわれて、全身から汗がザアッと出た。



786:本当にあった怖い名無し:2005/11/26(土) 22:22:12 ID:4592MrXs0
パニックのなか、もがこうとしているうちに、叫び声をあげている自分に
気がついた。Nの姿はなく、体が動くようになっていた。
俺は部屋の電気をつけ、それからTVをつけて深夜番組のボリュームを上げた。
番組の内容などどうでも良かった。何でもいいから明るい世間の気配と
つながっていたかった。
明け方、空が白みはじめて、ようやく少し落ち着いた。


Nの死亡については、今日まで確認していないし、するつもりもない。



894:1:2005/11/27(日) 10:14:18 ID:nkeCoHjN0

サッカー部にいたY君の話です。

Y君はある夜、誰もいない校庭で一人練習をしていました。
ミスしてしまい、明かりのない方へボールを蹴ってしまったそうです。
Y君はおそるおそる暗がりの方へ向かいました。
すると闇の中からポーンポーンとボールを蹴る音がしてきました。
そして、ずたずたと地面を蹴る音。
それは真っ直ぐこちらへ向かってきました。

言いしれぬ恐怖を感じたY君はその場で立ちつくしてしまいました。
やがて、薄明かりの中に浮かんできたのはボールを突く2本の足でした。
足は絶妙なドリブルと足さばきでY君を追い抜き、シュートを決めました。
ボランチで活躍するエースのY君は対抗意識を燃やし、足相手に果敢に攻め込みました。
試合を繰り返すうちにY君と足の間には不思議な友情が生まれました。
この真夜中の試合は夜な夜な行われ、1人と2足はその間夢を語り合ったり、足で○×ゲームをやったり楽しく過ごしました。



895:2:2005/11/27(日) 10:15:03 ID:nkeCoHjN0
そんなある日です。Y君は転校する事になり、そのことを足に告げました。
足は驚き、聞いていないとばかりにすくみ上がると、そのままにどこかへ行ってしまいました。
「まてよ、足!」
Y君が言うのも聞かず、足は彼方へ。

引っ越しの当日、Y君は落ち込んだ様子で車の後部座席に座っていました。
突然母親が叫びます「何なのあれは!」
ふと、後ろを振り返ると、後ろからあの足が追いかけてきました。
一生懸命追いかけてくる足。Y君は泣きながら叫びました。
「足!引っ越してもお前の事忘れないからなー!」
その時です。車を運転する乳は、バックミラーに映った足を見て気が動転してしまい、対向車線に飛び出してしまいました。
向こうから来た4㌧トラックにぶつかり一家は全員即死。
Y君の遺体は奇しくも足がぐちゃぐちゃに潰れきっていたとか…



917:本当にあった怖い名無し:2005/11/27(日) 16:20:03 ID:UCrhNoXC0
海外旅行してたんですが毒蜘蛛に刺されて右腕が真っ赤な斑点で覆い尽くされてしまいました
ひとつ潰してみた
そこにいたのはどうみても小さい蜘蛛です
本当にありがとうございました



938:本当にあった怖い名無し:2005/11/27(日) 21:12:51 ID:nkeCoHjN0
>>917
何げに怖いな



洒落怖おすすめ
【洒落怖】洒落にならない怖い話『裏S区』
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/4632596.html

【洒落怖】洒落にならない怖い話『パンドラ・禁后』
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/4589617.html

【洒落怖】洒落にならない怖い話『地下の丸穴』
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/4589017.html

【洒落怖】洒落にならない怖い話『リゾートバイト』
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/4589657.html

【洒落怖】洒落にならない怖い話『危険な好奇心・ハッピータッチ』
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/4589674.html

【洒落怖】洒落にならない怖い話『リアル』
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/4589627.html

【洒落怖】洒落にならない怖い話『八尺様』
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/4586568.html